2024/06/21 16:00
こんばんは。お待たせいたしました。お待たせしすぎたかもしれません。(なんのセリフやっけ?) orioがスタートしたと同時進行で発進していたものが、明日ようやくお披露目となります。現在、市場に出回っているもの、一点ものとして製作された特注品、粗悪なものからハイブランドのアイテムまで幅広くリサーチをかけ、基本構造を崩さずテクニックとアイデアのみで、どこまでの完成度で着地させるか。それが体現されたものがこちらとなります。
COVE / P Wallet Chain (SV925)
Launch : 2024 6/22(Sat) 11:00-
¥210,000 +TAX
¥210,000 +TAX

僕自身がデザイナーとして、バイク用品を中心に展開するブランドCOVE。最近はバイカー以外のお客様にも認知していただけていて嬉しい限りです。これまでは価格帯的にも手が出しやすい範囲で試行錯誤していましたが、振り切った圧倒的なものを作りたい。そんな想いから実現させた一本です。


ジュエリー製作となると、僕の手には負えません。そもそも知識がありません。信用できて且つ信頼の腕を持つジュエリーデザイナー、あの人しかいない。名だたるブランドのジュエリーを手掛け、世界のセレブからオーダーが集まる日本が誇る"KOTA OKUDA"氏だ。

KOTA OKUDA
東京を拠点に国内外のファッションブランドとジュエリーデザイン・コラボレーションを多数手がける。活動領域は多岐に渡り、CADデザインによるOEMから1点物のコレクションピース、ブライダルやビスポークハイジュエリー、ハンドメイド等全てを手掛ける。華々しい経歴や、あのブランド、あのアーティストのアクセサリーまで!?と衝撃を受けたい方は是非HPをチェックして欲しい。
OFFICIAL HP → https://www.kotaokuda.com/
~ これは半年前の出来事 ~
私) ご無沙汰しています!お元気ですか?実はこの度自分のお店をOPENすることになり〜
奥) おめでとうございます!
私) ありがとうございます!そこでご相談があるのですが、、、(COVEでこの世に無いチェーンを作りたい旨を熱弁)
奥) 是非やりましょう!
勿論、簡略化したやりとりですがここまで快く受けて下さるとは思わず歓喜。そこからは念入りな打ち合わせ。微調整から無理難題の具現化まで、かなり茨の道でしたが奥田氏の敏腕により全て解決。感謝!感謝!!感謝!!!圧倒的感謝!!!!!特に進めるにあたってCADでの視覚化は本当に有り難かった、、、
私) ご無沙汰しています!お元気ですか?実はこの度自分のお店をOPENすることになり〜
奥) おめでとうございます!
私) ありがとうございます!そこでご相談があるのですが、、、(COVEでこの世に無いチェーンを作りたい旨を熱弁)
奥) 是非やりましょう!
勿論、簡略化したやりとりですがここまで快く受けて下さるとは思わず歓喜。そこからは念入りな打ち合わせ。微調整から無理難題の具現化まで、かなり茨の道でしたが奥田氏の敏腕により全て解決。感謝!感謝!!感謝!!!圧倒的感謝!!!!!特に進めるにあたってCADでの視覚化は本当に有り難かった、、、



この数日、小出しにしていたのはこれだったんです。

全てのパーツをSV925で仕上げて頂き、あえて燻しなどは入れず、使用者と共に経年変化で楽しんでいただく仕様に。一応、SV925の説明を挟んでおきます。アクセサリーを普段身につける方であれば一度はシルバー925と耳にしたことがあるかもしれません。これは純度を示しており純度92.5%のことを指します。「え、100%じゃないの?」なりますよね。リンゴジュースも100%の方が美味しいですもんね。勿論これには理由があり、シルバーはとてもやわらかい金属であり、100%のままでは変形などを起こす可能性があります。そこで、シルバーの輝きを最大限に引き出しつつ強さも両立させたバランスで銅を混ぜ込んだのが92.5%なんです。他にも、SV1000,950,900,800など用途によって種類は様々あるので、気になる方は掘ってみてください。
では、各部ごとに拘りをご紹介させて頂きます。
① フック
大きく変形を加えたり独創的なデザインにするのではなく、冒頭でも書いた通りクラシックなものをどこまで崩さずに持っていけるかが根底にあるところからスタートしているのでメインフックは既存の形にワンポイントで捻りを加え、市場に出回っている一般的なフックより一回りシャープにしました。さらっと"捻りを加え"と説明しましたが、シームレスに自然に捻る点が実は非常に高難易度なんです。加えて細部すぎますが、チェーンの引っかかりや絡まりを回避するため接続部はエッジをかけています。

②クリップ
まずは目を惹くカシメ部。様々な車種のブレーキディスクを奥田氏に融合して頂き、この世に存在しないディスクにキャリパー(ディスクを挟んで止める役割の物)も同様に体現。(クリップ開閉時にディスク動きます。)そして、楕円のクリップは様々なベルトループでも無理なく着用可能に加えて、本来の目的である財布に装着する際も同じく問題なくご使用いただけます。最小限の力でクリップが開くようにしたソリのある取手も既存のものではありません。

③クラスプ
クリップとチェーンを繋ぐクラスプも勿論一から製作。①同様にエッジをかけているのは勿論のこと、ブランドコンセプトである"NEO CAFERACER"極限までミニマルにして刻印しております。みてください。この極小具合を。写真で拡大しているので分かりやすいですが現物をみていただくと驚くはずです。

④チェーン
本体であるチェーンは日本で調達不可であるイタリアの稀少な極太8面カットを採用。新品でギラつきが強く感じていても、経年変化によるくすみで堪らない表情になることはすでに分かりますね。

僕がウォレットチェーンを使用する際に1番懸念していることは、"くどさ"です。もっと端的にいうと"ダサさ"ですね。笑 Google検索をかけてみても

僕はファッションに身を浸してから、ずっと付け続けていますが財布にはつけずスタイリングとして取り入れています。何がダサいのか。砕けた言葉を使うと、ジャラジャラ感でしょうか。森羅万象全てのものには黄金比なるものが存在しています。ダサいと感じてしまうものは過剰に長かったり、ギラギラしすぎていたり、キーホルダーのチェーンかな?ってなったりと様々な事案が考えられます。僕が出した答えは太さと短さのバランスです。TOPSとPANTSを繋ぐもの。レイヤードと同じですね。

一般的な真鍮のゴールドチェーンと比べ、シルバーチェーンはどんなパンツにも合います。




長々と書き連ねましたが、まとめると自信作です。是非店頭にてご覧ください。
※店頭在庫が無くなり次第受注生産となります。詳しくはお問い合わせくださいませ。
※店頭在庫が無くなり次第受注生産となります。詳しくはお問い合わせくださいませ。
それでは明日よろしくお願い致します。